新たに家を建てる場合、土地探しはその第一歩となります。
理想の住まいを実現できる土地を見つけるためには
事前にしっかりと知識を身に付けておくことが大切です。
建設地を探す際は、エリアや価格、ハザードマップなどの情報以外にもしっかりと目を通して、総合的に判断することが大切です。折り込みチラシやインターネット、不動産会社の相談会など、情報を得る方法はいくつかありますが、予備知識がなければ物件情報を読み解くのは難しいもの。事前に土地や不動産取引への理解を深め、有益な情報を見逃さないようにしましょう。
物件情報で注目すべき項目の代表として「建ぺい率」と「容積率」があげられます。建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと。容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合を指します。同じ広さの土地でも、建ぺい率と容積率によって建てられる建物の大きさが変わるので、必ずチェックしておきたい項目です。
他にも、用途地域や土地の権利形態、現在の状況など、物件情報には重要な情報が詰まっています。多くの判断材料を集めて、納得のいく土地を見つけてください。
また、候補地が見つかったら、必ず現地に行ってみること。物件と周辺環境は実際に現地で確認しましょう。
新たな住まいづくりの前に
押さえておくべき土地探しのポイント
土地探しは、正しい情報を集めることから始まります。
後悔のない選択をするために、時間をかけて検討しましょう。
土地の形状と土地関連の専門用語を知る
家を建てる上で重要な土地の形や、「これだけは」という土地に関する基礎知識を知っておきましょう。
整形地
正方形か長方形に形が整った土地。設計の自由度が高いが、価格も高め。
不整形地
三角地・台形地
角部分にデッドスペースが生まれやすい一方、そのおかげで隣家と距離を空けやすく、プランの工夫によっては採光性の高い家が造れます。
旗竿地
竿についた旗のような形の土地。道路から距離があるので騒音対策になります。
覚えておきたい土地関連用語
羊かん切り(ようかんぎり)
道路に面した細長い土地を、羊かんのようにシンプルに区切ることを言います。土地全体を無駄なく分譲できるのがポイント。
越境(えっきょう)
建物や建物に付属するもの(木の枝葉、塀、水道管など)が、境界を越えて隣地に入り込んで存在していることを言います。
境界確定(きょうかいかくてい)
隣地との境目を確定させること。土地の正確な面積を知ることができ、不動産の権利に伴うトラブル防止につながります。
50-100(ごっとう)
建ぺい率50%・容積率100%を表す用語。「ごっとう」は平屋や2階建て住宅が並ぶ住宅地に多く見られます。
建築条件や契約内容を理解した上で購入する
購入に踏み切る前に、家を建てる際に遵守しなければならない法規制や、売主との契約内容をきちんと確認しましょう。
重要事項説明(書)
宅地建物取引業者が買主や売主に契約内容を説明することやその書面のことで、「重説(じゅうせつ)」と略されます。専門知識を持たない買主や売主が思わぬ損害を被る可能性を減らす目的があり、説明を受ける側にも内容をしっかり理解することが求められます。
[主な項目]物件の概要/取引条件/登記の内容/都市計画法や建築基準法など法令に関すること など
「仲介手数料」がトラブルのもとに?
不動産会社が受け取れる仲介手数料は法律で上限が定められていますが、そのことを知らずに高額な仲介手数料を支払ってしまうケースがあります。そうならないためにも、事前のリサーチが大切です。
お問い合わせ
大和ハウス工業株式会社 リブネス事業推進部
フリーダイヤル 0120-413-109
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受付時間:10時~17時30分(土日祝定休)
2022年8月現在の情報となります。