子育て家族の暮らしがもっとハッピーになれる方法って…?
そんな素朴な疑問について、考えてみませんか?
あなたの幸せな住まいづくり計画に、ぜひお役立てください。
ファミリーコモン No.1キッチンで過ごす家族のための、
見通しがいいコミュニケーションキッチン
フロア全体を広々と見渡せる開放感のあるキッチンにいれば、快適だから作業がスムーズにはかどり、安心感もたっぷり。ママやパパを助けてくれるキッチンの形を追求しました。
「毎日、子どもとたっぷりコミュニケーションをとりたい」というのは、多くのママとパパの願いです。だからこそ、家族の様子を見守りながら作業ができるキッチンを考えました。料理をしている間でも、ふと視線を上げれば視界に飛び込んでくる子どもの姿に癒されるはず。子どもにも、いつでもママやパパとふれ合っていられる安心感をもたらしてくれます。
【ママの気持ち】
ママが負担に感じているのは、
キッチンでの作業!
ママが生活の中で特に負担に感じていているのは、「炊事」「食後の後片づけ」といったキッチンでの作業。これらを含む家事の負担を軽くするために、「夫婦で協力・分担する」「こまめにして家事をためない」という方法を多くの人が選んでいるようです。コミュニケーションキッチンは、家族みんなで協力して炊事や後片づけをしたり、子どもを見守りながらでも作業を行うのにピッタリ。まさに、ママと家族のハッピーを助けてくれるキッチンです。
出典:社団法人中央調査会02年5月「中央調査報(No.535)」より
ママの声
自然に家族が助け合えるステキなキッチンだと思います。子どもが自分からお手伝いしたくなるような環境づくりができますね。
パパの声
みんなでワイワイ料理を作るのは、楽しいですね。休日はこんなふうに過ごせたらいいなと、以前から思っていました!
うれしいのはママだけじゃない!
子どもがお手伝いしやすいキッチン
子どもが小さいうちからママが料理をしている姿を見ることで、子ども自身もだんだん興味が湧いてくるもの。そして、子どもが積極的にお手伝いしてくれるようになれば、成長にも大きなメリットに。コミュニケーションキッチンは、そんなきっかけを与えてくれます。毎日のなにげない会話の中から、「ちょっとこれやってみる?」「これ一緒にやってくれる?」と、子どもに呼びかけてみませんか?きっと満面の笑顔で手伝ってくれるでしょう。
【子育てアドバイス】
お手伝いを通して、子どもは自分の自信につなげていくのです!
子どもにとっての「ママのお手伝い」は、「楽しい」「うれしい」「おもしろい」が味わえる、遊びと同じ活動。おまけにママから「ありがとう」なんて言ってもらえると、子どもはうれしくてたまりません。お手伝いができたことを誇りにさえ思います。子どもは「できた」の気持ちをたくさん味わうことで、自分に自信をつけていきます。お手伝いは、子どもがいろんな「できた」を味わうことができる、絶好の機会です。
ファミリーコモン No.2家族みんなが好きに使えるビッグダイニング
食事中のコミュニケーションはもちろん、普段のなにげない活動もダイニングで…。みんながお互いの気配を感じながら、時間を共有できる家族のよりどころになります。
LDKの機能をまとめた広々としたダイニング空間。ここでは、食事の準備をしながらでも子どもとコミュニケーションをとることができます。後片づけが一段落したら、ママもパパもリラックスしてめいっぱい子どもと遊んであげられるのも大きなメリット。部屋の中だけでなく、ダイニングと隣あわせのエアリビングまで使って、子どもとの楽しい時間を満喫するのもおすすめです。おうちにいながら、忘れられない思い出を残すことができます。
ファミリーコモン No.3ダイニングから見えるタタミスペースで
家族みんながのんびりリラックス
お昼寝や親子のふれ合いなど、手足をのばしてリラックスできるとっておきの空間。和の文化のいいとこどりをしたタタミスペースは、さまざまなくつろぎの時間をもたらしてくれます。
ダイニングやキッチンから目の届く場所にある、タタミスペース。子どもをお昼寝させたり、食後にパパとスキンシップしたり、いろいろな用途があります。キッチンに立っていても子どもとコミュニケーションがとりやすいように、ママの目線に合わせた、床から40cmほど上げた高さがポイント。ママは子どもの様子をしっかり見守ることができます。押し入れや床下など、収納も充実。「あってよかった」と思える、新しい空間の提案です。
【子育てアドバイス】
タタミの上でふれ合い、スキンシップ。家族の笑顔を増やします!
「落ち着き」「くつろぎ」「アクティブ」…家族を笑顔にする力がタタミスペースには備わっています。例えば、大の字になってゆっくり寝転ぶくつろぎ方。また、小さな子どもが大好きな、ゴロゴロ転がったり、お互いの体がふれ合うスキンシップ遊びにも最適です。独特の落ち着きと安心感があるタタミスペースは、フローリングの上ではできないことを実現してくれます。
ママの声
食後、子どもをお昼寝させるのに最適のスペースですね。私も一緒に少しゴロンとしたり、生活にゆとりの時間が増えそうです。
パパの声
子どもと一緒にゴロゴロしたり、くすぐり合いしたり、腕ずもうしたり、スキンシップするのにちょうどいい場所ですね。
グローアップスペース No.1家族の好奇心を満たし、
自由に学べるファミリーライブラリー
ファミリーライブラリーは、家族みんなで共有できる「学びの場」です。子どもの絵本や教科書、ママの趣味の本、パパのパソコンや雑誌などを置いて…。好奇心を膨らませたり、知識をのばすのに最適なスペースです。
本やパソコンでふと気になったことをすぐに調べたり、趣味の時間を楽しんだり。そんな便利なスペースが、ファミリーライブラリー。みんなの「知りたい!」「学びたい!」という気持ちに応えてくれる場所です。いつも家族の気配を感じることができ、置いてあるものでお互いがどんなことに興味を持っているかがわかるから、コミュニケーションのきっかけにもなります。
家族みんなの収納スペース
ランドセルやママのエコバッグなどの定位置をつくってあげよう
ママの声
料理レシピを研究したり、家計簿をつけたり。そんなときでも子どもの存在を感じ続けていられるのがいいですね。
パパの声
ここにパソコンを置いておけば、休日の家族の外出先について調べたりできるので、みんなでワイワイ盛り上がれると思います。
子どもの声
ママに読んでもらいたい絵本を並べておけるのがうれしい。幼稚園のバッグもすぐにしまえるから、ずっとママといっしょにいられるの。
ママのハッピースペース
ハンドメイド。私なりのアートを楽しむ空間
グローアップスペース No.2家族みんなのくつろぎスペースオープンパレットで
感性と思いやりの心を育む
自由に使える広々としたワンルーム空間。子どもたちがママやパパと一緒にいろいろな遊びを考えながら、すくすくと成長していけるオープンなスペースです。
家族みんなのコミュニケーションを大切に考えて2階にも共有のスペースを用意しています。それが、オープンパレット。子どもと一緒に遊んだり、洗濯物をたたんだり、お勉強するなど、いろいろ使える便利な場所です。空間をシェアすることで、譲り合う気持ちや思いやる気持ちを育みます。
楽しみ方無限大のファミリーギャラリー
ファミリーギャラリーは、子どもの作品や家族の写真を飾ったり、落書きができる機能を持つ壁。みんなの目に飛び込んでくる場所にあることで、わが家自慢のプチ・ギャラリーになります。子どもが小さいうちはママやパパと一緒に、成長したら自分で飾り付けをすることで、楽しみ方は無限大。子どもの想像力や表現力を伸ばすことのできる、コーナー使いを提案します。
ベビー・キッズ…0~6歳
ホワイトボードにお絵かき
ジュニア…7~12歳
めいっぱい飾りつけ
ティーンズ…13歳~
家族の伝言板として
【子育てアドバイス】
子どもの感性を大切に。
ちゃんと飾ってほめてあげよう!
子どもが何かを作ったり絵を描いたりしたとき、たとえどんなものでもそれはかけがえのない「作品」です。特にベビー・キッズ世代は自分の作品が飾られていると、自分自身が大切にされているような気持ちになるもの。次々に展示されるとうれしくなり、ますます張り切って描いていきます。意欲と頑張る力が育つのです。ファミリーギャラリーは子どもにとって、自分を表現するためのもっとも大切な空間にもなるはずです。
グローアップスペース No.3年齢・成長に合わせて、
自由に使えるセルフパレットは便利!
成長に合わせて使い方を変えられる空間とは、どのようなものでしょうか?実際の間取りを見ながら、チェックしてみましょう!
セルフパレットは、共有スペースのオープンパレットからつながるプライベート空間。オープンパレットでさまざまなことができるので、セルフパレットは子どもの成長に合わせ、「寝る」「しまう」という機能に絞って活用していくのがポイントです。コンパクトなスペースだから、子どもが小さいうちは秘密基地気分の楽しい遊び場にも!
【ベビー・キッズ…0~6歳】
ベビーの間は、子どものための個室はまだ必要ありません。
タタミスペースを備えた大きな寝室で家族揃って就寝。子どもが眠るとき、いちばんほしがるのが「安心感」。子どもには、親の存在そのものが安心感です。ですから、たくさんの安心感を与えるのが大切なこの時期のセルフパレットは、ママとパパの趣味のスペースに使ってもいいでしょう。
タタミスペース
ファミリー寝室のタタミスペースは、赤ちゃんとの添い寝にも最適。添い寝をして親の鼓動を子どもが感じることにより、眠りの質が高まります。
ママの声
オープンパレットとつながっていつつも、ちょっぴり独立した印象の空間だから、昼と夜で使い方を変えられそうですね。
【ジュニア…7~12歳】
「遊ぶ」「寝る」の空間を子どもなりに使い分けできる。
ジュニア期でも基本の居場所はママ・パパがいる1階のビッグダイニングです。でも、ジュニア期になると、個人差はありますが自分の部屋を欲しがります。また、「ひとりで寝る」のもこのころからが自然。セルフパレットにベッドを用意しましょう。
セルフパレット
とてもコンパクトな寝るだけの空間に。寝るのはひとりでも、オープンパレットでは一緒に遊んだり、それぞれが好きなことをすることが、子どもにとってとても重要なプロセスです。
パパの声
子ども部屋は個室である必要はないと思っています。「寝るときだけ自分のベッドのある場所へ行く」くらいの感覚がいいですね。
【ティーンズ…13歳~】
「学ぶ・考える」など集中したいときにはそろそろ個室を。
小さいうちにたくさんの「安心感」を与えてもらった子どもが自然に自立し始める時期。子どもたちも「そろそろ個室を!」と望むころですから、「寝る」「しまう」ための個室を用意しましょう。それ以外は共有スペースで過ごすということにすれば、家族とのコミュニケーションは保てるようになります。セルフパレットはコンパクトな空間なので、子どもたちに自分で考え工夫した空間づくりや、使い方を考えさせる場としても最適です。
幸せを育む住まい家族の幸せを育む住まいのカタチを発見
3つのファミリーコモンと、3つのグローアップスペースを盛り込んだプランには、家族みんながハッピーになれる工夫が随所に盛り込まれています。
東西入り玄関プラン
1F:64.39m2 / 2F:65.68m2 / TOTAL:130.07m2[39.34坪]
住まいを考えたとき、スペースごとに独立した機能はもちろん、そこで暮らすときのリアルな動線についても考える必要があります。生活しながら自然につながるコミュニケーションと、思いやりの気持ち、そして自立を促す子どもの成長をサポートするレイアウトを提案。毎日のふれ合いの中で育まれていく幸せな暮らしを、温かく包み込んでくれる住まいを目指しています。
(1) キッチンから全体が見渡せるワンルーム空間
(2) 便利なパントリーに食品をストック
(3) 家族が必ず顔を合わせるように玄関からはダイニング経由で2階へ
(4) 靴はもちろん、ベビーカーもしまえる土間収納
(5) 玄関から道路への飛び出しを防ぐ設計に
(1) 小さな子どもにも使いやすい高さのクローゼット。
(2) 階段の途中に踊り場があるから安心。
(3) 壁のかどに丸みを持たせて柔らかい印象に。
子育てについて考える