掃除する場所をリストアップする
普段の掃除で手をつけられない場所を中心に、掃除する場所を書き出していきましょう。大まかな間取り図を描いて、各部屋をチェックしながら、書き込んでいけばもれがありません。
- 〈キッチン(例)〉
- 換気扇
- 壁面/天井
- レンジ台まわり
- 食器洗浄乾燥機
- シンク内/シンク下
- 冷蔵庫内/外側
- 電子レンジ・トースター
- 床 ほか
スケジュールを決める
大掃除に参加する家族の予定を確認し、1日で集中して行うのか、何日かに分けて行うのかを決めます。年末の最終ゴミ収集日までに終えるように日にちを設定、カレンダーに記入しておきましょう。
優先順位を決める
リストアップした場所のそれぞれの所要時間を設定。時間がかかる作業、普段の掃除のついでで済む作業などを分類。スケジュールの範囲内で無理なく終えられるよう優先順位を決めます。やりきれない場所は来年に回したり、手に負えない汚れは業者に頼むなどの方法もあります。
奥から手前へ、上から下へ
掃除した場所を汚さないように、玄関から離れた場所から始め、外へホコリを出します。各部屋の中も、奥から始めて入口へ、天井→照明→家具・壁→床の順に、上から下へホコリを落としていきます。
つけ置き、湿布で時短
キッチンの油汚れや水まわりのぬめり、カビなど頑固な汚れはつけ置きや湿布を。また、窓ガラスを拭いている間にカーテンを洗濯するなど、放置時間を利用して、ほかの場所を掃除すれば、効率的に進められます。
道具・洗剤を準備
場所ごとに掃除方法を確認し、必要な道具と洗剤をリストアップし、そろえておきます。例えば油汚れなど頑固な酸性の汚れはアルカリ性の洗剤や重曹で、水あかなどアルカリ性の汚れは酸性の洗剤やクエン酸などで落とします。
役割分担&時間制限
背の高い人は天井や棚の上など高い場所、小さな子どもは、安全で低い場所や狭い場所など、役割分担しておけばスムーズ。また、一か所に時間をかけすぎていると終わりません。時間を決めて、タイマーやアラームをセットして効率よく行いましょう。
●掃除しやすく片付ける
物を動かしながら、掃除すると効率がダウン。あらかじめ整理整頓して片付けておけば、スムーズに。また、掃除する場所をチェックしながら、簡単な掃除を済ませておけば大掃除がぐんとラクになります。
●不要品の処分
新しい年にゴミを持ち越さないように、年末のゴミ収集日を確認し、それまでに不要品を処分。衣類やタオルなど大掃除に活用できそうなものは使ってから処分しましょう。
●フリース
繊維が細かいので床やシンクなどを拭くとピカピカに。
●ストッキング
丸めて水まわりを磨くたわしや、針金ハンガーにかぶせて狭い場所のホコリ取りやハタキに。
2017年10月現在の情報となります。