春になると窓を開けたり、外出の機会が多くなったりと、
外から持ち込まれる汚れも増えてきます。
また、冬の間にたまった汚れも気になります。
春にきれいに掃除したい場所をピックアップしました。
洗面所のお手入れは手洗いの「ついで」を習慣に
手を洗ったり、うがいをしたり、家族みんなが使う洗面所。水はねを放置しておくと、こびり付いて水あかになります。鏡や洗面ボウルに飛び散った水滴や歯磨き粉などは、その都度拭き取る習慣にしましょう。手の届くところに吸水性が高く、汚れをかき取れるマイクロファ イバークロスなどを置いておくと便利。そして、1日の終わりには、排水口のゴミを取り除き、蛇口や洗面ボウルのまわりをさっと拭いておきましょう。
押し入れやクローゼットの収納を見直し、風通しを良く
押し入れやクローゼットは、湿気やホコリがたまりやすくカビが生えやすい場所。春の衣替えやふとんの入れ替えのタイミングで、収納している物を全て出して掃除を。扉やふすまを開け放して空気を入れ換えましょう。詰め込みすぎは通気が悪くなり、カビ発生の原因に。収納は8割程度に収まるよう見直しましょう。ふとんを収納する場合のすのこは、下に敷くだけでなく、奥、左右の壁面にも置くと通気性が高まります。
掃除機能付きのエアコンもフィルターのお手入れを
暖房のシーズンが終わったら、掃除機能付きのエアコンもお手入れを。フィルターに付着した油や煙草のヤニ、ペットの毛などの汚れは、掃除機能では落とせません。取り外して水洗いしましょう。頑固な汚れは薄めた中性洗剤につけ置きをして汚れをゆるめます。洗い終わったら、水分を拭き取り、十分乾燥させてから取り付けを。前面パネルや吹き出し口、本体上部にたまったホコリも取り除いておきましょう。
家の顔である玄関を春を迎える気持ちよい空間に
毎日出入りする玄関のたたきには、外から持ち込まれた砂や泥、ホコリなどの汚れがたまります。掃除するときは、新聞紙を水に濡らしてちぎってまき、ほうきで掃き集めるとホコリが舞い上がりません。その後、細かい砂などは掃除機で吸い取りましょう。泥などのこびり付いた汚れはたわしに水をつけてこすり落とし、水拭きを。掃除の後は、ドアを開け、十分に乾燥させましょう。
※たたきに直接水をまいて掃除することは控えてください。
きれいな窓からさわやかな風を。
サッシレールの掃除も忘れずに
暖かくなると窓を開ける機会が多くなります。見逃しがちなサッシ部分もきれいにしましょう。下枠にカバーが付いている場合は取り外し、レールにたまった砂や泥、ホコリなどをサッシブラシでかき出します。取り切れない汚れは掃除機で吸い取り、固く絞った雑巾で水拭きをします。冬の結露でカビが発生している場合もあります。水拭きや中性洗剤で落ちない黒ずみは、カビ取り剤を使って落としておきましょう。
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