ついてすぐなら簡単に落ちる汚れも、時間が経てば落ちにくい汚れになります。
特に水回りは、汚れがたまりやすい場所。
こまめな掃除習慣を家族で協力して、わが家をきれいに保ちましょう。
POINT❶ 「使った人が」「ついでに」「すぐ」を習慣に
掃除のタイミングは「使ったついでに」「汚れに気付いたらすぐ」。
習慣になれば、掃除したと意識しなくても、いつもきれいな状態がキープできます。家族みんなで協力しましょう。
POINT❷ すぐ手に取れる場所に使いやすい掃除道具を
掃除を習慣化するためには、家族みんなが取り出しやすい場所に、使いやすい道具を用意しておくことが鉄則。例えば、キッチンや洗面所の拭き取りには、マイクロファイバークロスが便利。吸水性が高く、軽い汚れなら洗剤なしでさっと落とせます。
キッチンの気になる汚れは食器洗いや調理のついでに
シンク※についた油汚れや食品カスなどの汚れは、食器を洗ったついでにスポンジでこすり、洗い流しておきます。その後、乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。また、排水口に生ゴミをためたままにしておくとぬめりの原因に。ゴミはこまめに取り除き、ふたやゴミ受けかごもついでに洗っておきましょう。コンロの周囲に飛び散った油や煮汁などの汚れは、調理後の温かいうちに固く絞った布か、薄めた洗剤を染み込ませた布で拭き取ります。壁やレンジフードなどの周辺にも油煙が広がっているのでさっと拭いておきましょう。
手洗いや歯磨きのついでのお手入れで、清潔な洗面室に
洗面台の周囲には水の飛び散りや、髪の毛や皮脂、石けん、化粧品などの汚れが付着します。放置すると黒ずみやカビ、水あかの原因になります。手を洗ったら、洗面ボウルの周囲に飛び散った水滴を拭き取ることを習慣にしましょう。また、歯磨きや洗顔のついでやタオルを交換するタイミングで、鏡※や蛇口も拭いておくとよいでしょう。排水口にたまったゴミを取り除くのも忘れずに。
バスルームのカビ対策は入浴後のお手入れがポイント
水あかやカビが発生しやすいバスルームは、温度や湿度を下げ、カビのエサとなる汚れを取り除くのが肝心です。入浴後は、床や壁に飛び散ったシャンプーや皮脂汚れをシャワーで洗い流すのを習慣に。また、浴槽はふたをして水蒸気を出さないようにしておきましょう。そして、最後に入った人が浴室全体を温水シャワーで洗い流し、冷水シャワーをかけて温度を下げます。その後、タオルやスクイージーで、水分を取り除いておきましょう。
トイレは使用したらささっと掃除で汚れを残さない
汚したらすぐにブラシでこすったり、流せる掃除用シートでさっと拭いたりすることを習慣に。特に尿ハネ、尿汚れを放置しておくと、落ちにくい尿石や臭いの原因になります。家族みんなが気持ち良く使うためにも、手近に掃除用シートを置いておくなどの工夫をしましょう。
※シンク・鏡などは、コーティング剤を剥がす恐れがあるため、研磨剤を含むスポンジなどを使用しないでください。ご不明な点はダイワハウスサポートデスクまでお問い合わせください。
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