季節柄、またテレワークなどで部屋で過ごすことが多くなる時期です。
普段、見逃しがちな天井や壁のお手入れをして、きれいな空間で快適に。
ホコリをためない
ホコリを放置していると、汚れが付着し、徐々に黒ずんでくる。部屋の隅やカーテンレールの上、テレビの裏側などホコリのたまりやすい場所を念入りに。
水拭きは素材を確認してから
ビニールクロスに付いた黒ずみや落書きなどの汚れは水拭きや薄めた洗剤を使用。布や和紙などのクロスは傷めてしまう場合があるので事前に素材の確認を。
小まめに換気を心掛ける
たばこの煙やキッチンからの油煙はクロスの黄ばみの原因になるので換気を心掛けて。クロスは乾燥や熱風にも弱いので、暖房が直接当たらないようにし、換気して結露防止を。
日焼けや傷から守る
カーテンやブラインドで直射日光が当たらないよう日よけを。テーブルや椅子の角が当たると傷が付くので注意し、家具は壁から離して設置する。
さまざまな汚れが付着
天井や壁はホコリやキッチンからの油煙などの黄ばみ、手あかなどの汚れが付着し、徐々に汚れていきます。また結露はカビの発生やクロスのはがれの原因にも。小まめなお手入れを心掛け、汚れが内部に浸透するのを防ぎましょう。
天井・壁は、床掃除の前に
ホコリは高い所から低い所へ落ちるので、天井、壁の順に掃除を行います。部屋の隅やカーテンレールの上、テレビの裏側などホコリのたまりやすい場所は念入りに、ハンディーモップやハタキで払います。天井など手が届かない所は、フローリングワイパーにドライシートを セットして拭き取りましょう。
クロスの汚れを落とす
ビニールクロスは水拭きが可能ですが、布や和紙などのクロスは素材自体が傷んでしまうので、必ず素材を確認してから行います。
手あかなどの黒ずみ
水または薄めた中性洗剤を含ませて固く絞った柔らかい布で拭き取ります。クロスの継ぎ目から水や洗剤が染み込むと、はがれの原因になるので注意。
子どもの落書き
鉛筆は消しゴムで軽くこすります。ボールペンやクレヨンなどの油汚れは、薄めた中性またはアルカリ性洗剤を含ませた柔らかい布で拭き取ります。その後、水拭き、から拭きを。
カビ
市販のカビ取り剤をカビの部分に塗り、しばらく置いて拭き取ります。その後、水拭き、から拭きを。お手入れの際は、手袋、換気を忘れずに。
ここもお手入れ!
スイッチプレート
コナダニは乾物や粉類、お菓子などが好物です。必ず密閉して保存。冷蔵庫で保存するのも有効です。
室内ドア
ホコリをハンディーモップでぬぐい取り、汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を含ませ固く絞った布で拭き、水拭き、から拭きをします。
ドアハンドルも忘れずに。スプレータイプの洗剤は直接でなく布に吹き付けて。
照明器具
ガラスやプラスチック製のカバーにこびりついた汚れは、外せる場合は外し、中性洗剤をスポンジに付けて水洗いし、完全に乾かしてから取り付けます。
結露を防ぐ
結露が発生するとクロスの裏側に水分がたまり、シミやはがれの原因に。またホコリなどの汚れがエサとなり、カビが発生する原因にもなります。
- 対策1 水蒸気の発生を防ぐ
洗濯物の室内干しはなるべく避け、乾燥機などを使用し、水蒸気の発生を防ぎましょう。また、エアコンやオイルヒーターなどの空気を汚さず、水蒸気を発生させない、非開放型の暖房機器を活用し、湿度の調整ができる加湿器を併用して快適に。 - 対策2 こまめに換気する
キッチンでの調理、リビングで鍋物を楽しむ際は、予め換気扇を回したり、窓を開けて空気の流れを作り、発生した水蒸気を追い出します。また、冬場も24時間換気システムを切らずに稼働させておきましょう。 - 対策3 空気を循環させる
冷たい空気が停滞すると、結露の原因となります。暖房使用時はサーキュレーターや扇風機を利用して、暖かい空気を循環させます。家具は壁から2cm以上離して置き、空気の通り道を確保しておきましょう。
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