その家の第一印象を決めると言われる「玄関」。
いつもきれいにしておきたいけれど、内から外からいろんなものが集まってくるため、
散らかりがちな場所でもあります。
突然お客さまが来られてもいいように、帰ってくる家族を気持ちよく迎えられるようにすっきり片づけ、
花や絵を飾ってウエルカムの気持ちを伝えましょう。
玄関でのお悩みは?
- 傘立てにはいつもカサがギュウギュウ
- ゴルフバッグがずっと置きっぱなし
- 使いたい時にカギやハンコが行方不明
- 届いたDMなどの郵便物がそのまま
- 積み上げた古新聞が見苦しい!
- シューズボックスに入らない靴が出しっぱなし
- 子どもが外で使うおもちゃが玄関に転がっている
- 子どもの靴が散らかってしまう
靴やカサなど、玄関にしまいたいものを把握する
家族の靴の数から必要なスペースを知る
夫婦と子ども2人の家族が所有する靴の数は、平均すると約54足にものぼります。玄関の収納計画を立てる前に、まずは家族が所有する靴の数を確認しましょう。
意外と多いカサの数。きちんとまとめて
急な雨が降ると買ってしまうカサ。一般的な家庭では平均20~30本も所有しています。専用の収納を確保するとともに、「増えたら処分」を心がけましょう。
普段着る上着などの置き場を確保
玄関脇にコートを掛けておくことでお出かけもスムーズです。花粉やホコリも家の中に持ち込まなくて済みます。
小物はまとめて引き出しへ
印鑑や筆記用具、靴のメンテナンス道具、自転車や車のキーなど、こまごましたものをしまう引き出しがあると便利です。
靴やカサなどを効率よく収める玄関収納を設けましょう
シューズボックス 収納例
-
長さ別にしまうカサ収納
手前の低いパイプには折りたたみカサを、奥の高いパイプには長いカサを収納します。 -
棚板を外してブーツを収納
収納場所に困りがちなロングブーツも、底板を外せばすっきりと隠せます。 - 引き出し
- スリッパ収納
収納場所に困りがちなスリッパをすっきりしまえます。
+αアイデア:ベンチがあればブーツも脱ぎ履きしやすく
シューズボックスの一部に引き出し式のスライドベンチをつけることも可能。座って安定した姿勢で靴を脱ぎ履きしたり、子どもを座らせて靴を履かせたり、誰もが活用できます。
部屋の中に持ち込みたくないものは玄関にしまう
屋外で使うもの、汚れのついたものなどをしまう場所が玄関にあるととても便利。ゴルフバッグ、ベビーカー、スノーボードなど持ちものに応じて計画しましょう。プラスアルファの収納スペースがあれば、シューズボックスにしまいきれない靴やカサも収納できます。
外で使うもの、こんなにいろいろ
玄関脇にわずかなスペースでも収納を確保
玄関の横に設けたプラスアルファの収納スペースは、土間になっているので、外で使うものも汚れを気にせず収納できます。
収納について考える
部位別にチェック