サニタリー
リフレッシュの場こそ、毎日きれいを実感したい
サニタリーとは洗面所、浴室、トイレなどを指す言葉で、「衛生的な」という意味です。汚れを洗い流してきれいにするための場所だからこそ、いつも清潔にしておきたいですね。とくに洗面室には細々とした日用品が多く、使用中のものとストック品とが混在します。日常的に使うものは取り出しやすく、ストック品はすっきり隠して収納しましょう。
サニタリーでのお悩みは?
- タオルやバスタオルが洗濯機の上に積んである
- 洗濯カゴが場所をとって困る
- ドライヤーやヘアケア用品が散らかっている
- ヘルスメーターが出しっぱなし
- 洗剤類の置き場がなくて…
- 足拭きマットはずっと敷いたまま…
ポイント:出しっぱなしになりがちなものをきちんと収める
頻繁に使うヘアケア用品や化粧品、タオルや足拭きマット、ランドリーバッグや脱衣カゴ、着替えの下着類などなど…。洗面室には収納しにくく、出しっぱなしになりがちなものがたくさん。それらの定位置をあらかじめ決めておくことで、清潔できちんと片付いたサニタリー空間が実現できます。
+αアイデア:ヘルスメーターの置き場をつくる
定期的に体重を測りたいけれど、ヘルスメーターは場所をとるしジャマになる。そこで、洗面化粧台の下など出し入れしやすい収納場所を確保します。
わずかな奥行きを利用して細々したものをすっきり収納
- 手が届きにくい高さはカゴにまとめて収納
-
細々したものにぴったりの奥行き
スペースが限られる洗面室には、奥行き20cm程度の収納棚が便利。ヘア用品などの細々したものがぴったり収まります。 -
朝晩使う化粧品などは手が届きやすい場所に
化粧品や入浴剤など頻繁に使うものの収納は、扉をつけず、手に取りやすい位置に設けます。 - 引っ掛け収納
バスケットやランドリーバッグを吊るして収納。
和 室
日常生活に活用したい便利空間
洋風の生活をしていても、畳の感触やぬくもりにはホッとさせられるものです。せっかく和室をつくるなら、客間として使うだけではもったいない。子どもの遊び場や着替えの場所、趣味を楽しむ場所など、日常生活でさまざまに活用したいですね。昔ながらの押入スタイルの他、現代の和室にふさわしい、使いこなせる収納を計画することもできます。
和室でのお悩みは?
- この部屋で着替えもするから、
スーツや洋服を掛けられたらいいのに - 天袋って高い位置にあって使いづらい
- 押入の奥に入れたものがとり出しにくい
- 客間がいつしか納戸に…
ポイント:今の布団のサイズに合わせた収納で使いやすく
従来の押入は、昔の布団を2つ折りにして横に並べた大きさに合わせてつくられていました。最近の布団サイズは幅も長さも大きくなっているので、3つ折りにして上下に重ねて収納します。サイドの余ったスペースは、パイプを取り付けてクローゼットに。和室で着替える際や、お客さまの上着の一時預かりなどに活用できます。
+αアイデア:和装のための専用収納をつくる
大切な着物は湿気やシワに気をつけて保管しておきたいもの。和室の収納内に、着物や和装小物をまとめてしまえる引き出しを取り付けましょう。
クローゼットも併設して多目的に活用!
和室収納 収納例
- 3つ折りにした布団がすっきり収まるサイズ
- 余った部分にハンガーパイプを設置
子ども部屋
年代によって持ちものが変わる
勉強、遊び、趣味、着替えなど、子どもが自由に使う部屋。必然的にいろんなものが増えていきます。しかも幼少期から社会人になるまで、成長とともに持ちものはどんどん変化します。子ども部屋には、そうした変化に合わせて柔軟に変えていける収納が必要です。幼い時期から将来にわたって、子ども自身が片づけやすい収納を計画しましょう。
ポイント:成長に合わせていつでも使いやすい収納をつくる工夫
子どもの持ちものの変化に合わせた可動式の収納
ロフト収納
めったに使わない季節ものや、思い出の品をまとめて
思い出の品や何代も前から家族に受け継がれてきたものなどは大切にしておきたいもの。また、年に1、2回使う程度のイベント用品などは、使用頻度の割に場所をとりがちです。こうした収納物をまとめてしまっておくための場所があると心強いですね。小屋裏や吹き抜け上部などのデッドスペースを活用して、大型収納を確保しておきましょう。
ロフト収納でのお悩みは?
- 飾らないけど捨てられない、いただきものの人形
- 1年のうち短期間しか使わない季節行事の飾り
- 使わなくなった趣味の道具
- 代々受け継いでいる家宝
ポイント:場所をとる季節ものはロフトへ
頻繁に出し入れする必要がないものは、小屋裏などのデッドスペースを活用した大型収納にしまいましょう。天井高1.4mのロフトをつくり、小屋裏を最大限に活かします。
ポイント:吹き抜け上に収納をプラスして空間活用
リビングなどの吹き抜けの上部に収納をつくる方法があります。2.5階にあたる高さに床を設けることで、吹き抜けの採光や開放感を損なうことなく「2階に納戸をもう一部屋」を実現。2階ホールの共用収納や、子ども部屋のロフト収納をつくれます。
吹き抜けの上部空間を活用して、天井高1.4mの収納スペースをつくる
リビングには通常の吹き抜けとほぼ変わらない明るさを確保
+αアイデア:2階分を3つに分割して、もう一部屋の収納空間をつくる
2階分の高さを3つに分割。真ん中の層は階段踊り場などとつなげて、家族共用の収納として活用します。
見せる収納思い出スペース
飾っておきたいコレクションや作品のために
オブジェや自作の陶芸、絵画、手芸作品などは、人の目を楽しませてこそ価値があるもの。子ども達も、工作作品をきれいに飾ってあげれば、創作意欲がさらに湧いてくるかもしれません。季節ごとに花や観葉植物をアレンジして飾ったり、家族の思い出の写真を並べたりするのもいいですね。住まいの中のちょっとしたディスプレイスペースが暮らしの楽しみを大きくふくらませてくれます。
コレクションや作品を飾りたいときのお悩みは?
- 趣味の油絵や陶芸がたまっていくばかり
- せっかく買い集めたオブジェだけど見せ場がない
- 絵画コレクションを飾る場所が見つからない
- せっかくのクラフト作品、みんなに見てほしいのに…
- 子どもの工作、どこかに飾ってあげたいけど…
ポイント:家族の通り道に「見せる収納」をつくる
オブジェや自作の陶芸、絵画、手芸作品などは、人の目を楽しませてこそ価値があるもの。子ども達も、工作作品をきれいに飾ってあげれば、創作意欲がさらに湧いてくるかもしれません。季節ごとに花や観葉植物をアレンジして飾ったり、家族の思い出の写真を並べたりするのもいいですね。住まいの中のちょっとしたディスプレイスペースが暮らしの楽しみを大きくふくらませてくれます。
階段踊り場をほっと一息つく場所に
壁面に飾り棚を設けてソファを置けば、階段踊り場が居心地のいい居場所に。1階と2階をつなぐ、とっておきの空間を演出するアイデアです。
目で味わうコレクション棚
眺めても楽しいコレクションなどは、棚にしまい込まずオープンにディスプレイするのも一案です。照明を効果的に使って雰囲気を演出します。
子どもの写真や工作など成長のあゆみを展示
子どもの描いた絵や工作作品、イベントごとの写真など、思いのつまったものは廊下やホールに設けたニッチにまとめて飾りましょう。
「見せる収納」で空間をゆるやかに区切る
床から天井までの「見せる収納」を設けると、空間のパーテーション効果をもたせることができます。部分的に背板のないデザインなら、両面から飾りを楽しめます。
陶芸作品や花を飾るギャラリーを玄関土間に
趣味で作った陶芸作品や育てた鉢植えなどは、玄関土間に設けたギャラリーにディスプレイ。訪れたお客さまにも、自然にお披露目することができます。
近藤典子さんのアイデアをダイワハウスがカタチにしたオリジナル収納システムです。
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