ケーススタディ
食品の製品、加工、物流施設のケーススタディをご紹介
CASE3
食品工場(海産物・農産物加工食品)
工場の移転・建替えを契機に製造ラインの集約化と業務の効率化を実現。
建設地 | 広島県広島市 |
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建物用途 | 食品工場 |
敷地面積 | 1,418.95m2(429.23坪) |
延床面積 | 2,594.42m2(784.81坪) |
竣工 | 平成23年2月 |
建物概要 | 4階建て |
だしの素やスープ、お茶漬け、ふりかけなど、海産物および農産物の加工食品を製造・販売されている株式会社三幸産業様。関東・九州・北陸・四国地方を重点エリアとし、全国規模で事業を展開されています。
三幸産業様における以前の工場は住宅街に位置しており、大型トラックでの搬入出が困難な狭い道幅や、近隣住民への配慮など、いくつかの課題を抱える状況にありました。これに加え、取扱商品のアイテム数が増加したことで、スペース的にも手狭になっていたことから、工場の移転・建替えを本格的に検討。豊富な土地情報の中から、三幸産業様のご要望に応える立地への建替えプランを提案した大和ハウスに、新工場の建設をご依頼いただきました。
新たな工場の建設にあたり、設計上のポイントとなったのが製造ラインのゾーニングです。三幸産業様では、製造される商品によって乾燥ラインと煮炊き(蒸気発生)ラインが存在します。工場内の煮炊きラインからの蒸気が湿気となって乾燥商品の加工エリアに影響が及ばないよう、ウェットな作業エリアとドライな作業エリアの配置や換気、空調に配慮したプランニングを行いました。
さらに、従来は2カ所の工場で別々に行われていた、商品の製造とパッキング作業を一つの工場内に集約。これにより、業務効率の向上を図ることにも成功されました。
今回の工場建設を通し、三幸産業様から高い評価を得た大和ハウス。今後も食品関連企業様の事業運営を全力でサポートしてまいります。
「大和ハウスさんを選んでよかった」と満足しています。
株式会社三幸産業 代表取締役社長 世良昭浩 様
今回の工場建設に関する提案を受けるまで、実は大和ハウスさんが食品工場を建設しているとは知りませんでした。
最初は「えっ?住宅メーカーが?」と思ったのですが、これまでの施工実績も豊富で、大規模な工場の建設も手がけておられることを知り、安心して依頼することができました。
新工場の建設を通して大和ハウスさんに感じたのは、「かゆいところに手が届くような対応をされているな」ということ。私たちには具体的にどうすればよいのかわからない要望も、プロとしての立場から具現化していただけ、「大和ハウスさんを選んでよかった」と非常に満足しています。