VISION
未来のために、
脱炭素社会を実現する。
私たちが挑戦し続ける理由。
会社は社会の公器。
儲かるからではなく、世の中の役に立つからやる。大和ハウス工業創業者 石橋信夫
脱炭素をはじめ、多くの社会課題が山積する今、
大和ハウスグループに求められていることは何か?
その答えは、脈々と受け継がれる創業者精神の中にありました。
その志を胸に私たちは、響灘火力発電所の「バイオマス専焼化」に挑戦します。
OUR
MISSION
大和ハウスグループは
響灘火力発電所の
「再生可能エネルギー化」に
本気で取り組みます。
バイオマス専焼化で、
CO₂排出量実質ゼロへ
石炭とバイオマスの混焼による発電をおこなってきた響灘火力発電所を、バイオマス専焼発電所へと生まれ変わらせます。
生物由来の有機物であるバイオマスは、CO₂を排出せずに繰り返し使える再生可能エネルギーです。この規模の混焼火力発電所を専焼化した前例は国内ではごくわずかです。
専焼化により、CO₂の排出量を年間約45万t削減することができます。
クリーンな電力を安定供給して、
地域電力を支える
響灘火力発電所は、定格出力11万2,000kWの発電能力を持つバイオマス発電所です。
季節や天候による影響が大きい太陽光や風力発電と比べてバイオマス発電は、より安定した発電が可能です。バイオマス100%発電の実現によって、九州全域※にCO₂排出を伴わないクリーンな電力を安定供給することができます。
- ※一部離島を除く。
再生可能エネルギー事業を通じて、
地域経済を活性化
響灘火力発電所では、再生可能エネルギー事業の推進を通じて、地元での雇用創出、地域産業の振興、域内における資金循環、税収の増大など、地域経済に大きく貢献します。
「約45万tのCO₂」
ってどれくらい?
屋久島約1島分が
1年間に吸収する量
屋久島の面積50,450ヘクタール(東京ドーム10,989個分)あたり約50万トンのCO₂を吸収。
- ※林野庁の公開データをもとに算出
飛行機が地球を
約90周
航空機が地球1周(約4万km)を飛行するときに排出されるCO₂は約4,960トン(1人あたり) 。
- ※国土交通省の公開データをもとに算出
自動車で地球と
月を5.5往復
自家用車が地球から月まで(約38万km)の距離を往復するときに排出されるCO₂は約39,600トン(1人あたり)。
- ※国土交通省の公開データをもとに算出
CO₂排出量を約45万t削減することで、
国が目指す
「2050年カーボンニュートラル達成」
にいち早く貢献します。
Schedule
バイオマス専焼化に向けた計画
2024
- 2024年3月頃
- 発電所運転休止
- 2024年4月頃
- 改修工事開始
2025
- 2025年1月頃
- 試行運転(環境負荷および想定リスクの検証)
- 2025年7月頃
- 再度運転休止、改修工事開始
2026
- 2026年4月頃
- フルスペックによる本格稼働開始
OFFICIAL SITE
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※1 石炭消費量に対するCO₂排出量は年間約45万t。
バイオマス100%燃料消費量に対する排出量は実質0t。
別途、発電所起動・停止時のA重油使用による燃料消費の排出量は年間約365t(2023年度実績)。
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※2 約22万世帯の算出基準について
1年間フル稼働(出力抑制や、故障等による運転停止期間は考慮しない)した場合として算出
A:響灘火力発電所が発電する電力量(年間)
定格出力112MW×24(h)×365(d)
=発電量981,120MWh/年 B:1世帯あたりの消費電力量(年間)
=3,950kWh
「令和4年度家庭部門のCO₂排出実態統計調査」より 響灘火力発電所の電力量を世帯数に換算
(A:981,120MWh - 所内電力量12MW×24h×365d=98,112MWh)÷ B:3.95MWh
=221,772(約22万世帯相当)