坂の上の平屋で
潮風を感じたい

潮風吹く街に白い平屋の住まいを

Tさまがずっと思い描いてきたと語るのは、アメリカ西海岸の風景です。緩やかな坂の向こうに視界が開けて海が見える街。真っ白な壁の平屋に、青々とした芝生の庭。シンボルツリーの葉を揺らし吹き抜けていく潮風…。そんなイメージを温めながら、いつか海の近くに移住したいと考えておられました。

3人の子どもたちが巣立った頃、ご夫妻が学生時代にサーフィンのため度々訪れた街でイメージ通りの土地に出会い、購入。夢を現実にするための計画がスタートしました。

高い天井や開放感のある窓を実現できることから、ダイワハウスを住まいづくりのパートナーに選択。夫の朋仁さんが自身で何度も間取りの素案を描き、設計士とともに検討を重ねました。フラット屋根と片流れ屋根を組み合わせたスタイリッシュなシルエットは、長年心に抱いてきたイメージそのもの。深い軒とウッドデッキが、リゾート地のホテルを思わせる佇まいです。前庭にはもちろん芝を張り、樹木園にわざわざ足を運んで選んだ桜の木をシンボリックに植えました。

趣味を思いきり楽しめる遊び場のようなわが家

車が好きな夫の朋仁さんはビルトインガレージにこだわり、遊び心いっぱいの趣味の空間に仕上げました。四駆の軽自動車を自らの手でアレンジして楽しんでいるそうです。ガレージ内でテレワークもできるようにデスクを置き、エアコンも完備する念の入れようです。

LDKは一続きにレイアウトし、廊下を挟んでプライベートスペースと分けた間取りです。妻の佳代子さんが中心になり、インテリアコーディネーターと相談しながら、Tさま邸らしいナチュラルモダンなインテリアをつくり上げました。「モスグリーンの張地のソファに決めるのは勇気がいりましたが、とてもこの家に映えて気に入っています」と佳代子さん。南側には幅約5mの掃き出し窓が広がり、開放感いっぱいです。

「この家に暮らし始めて1か月。サーフィンを再開したり、ゴルフ仲間と集まったり、サウナに通ったりと忙しい毎日を過ごしています」と朋仁さん。佳代子さんはお気に入りのインテリアに囲まれてゆったりと過ごす時間を楽しんでいらっしゃいます。

和室の横の階段を上がると、「隠し小部屋」が。「いつか孫ができたら、ここで一緒に昼寝がしたい」と朋仁さん

佳代子さんが選んだキッチンは、白いストーン柄の面材。趣味のパンづくりのため、奥行きのあるワークトップを採用されました

リビングダイニングから望む芝生の庭。春にはシンボルツリーの桜が花をつけます

愛車のセルフメンテナンスに没頭する時間は、至福のひととき。玄関ホールからも愛車の姿を見ることができます

モダンな雰囲気の和室は、子どもたちの帰省時にも活用。冬に掘りごたつで鍋を囲むのが楽しみだそうです

二人の想いで築いた平屋の暮らしには、第二の人生への期待が満ちあふれています。

広いウッドデッキで語り合うご夫妻。この家に暮らし始めてから、やりたいことが次々と浮かんでくるのだとか

フォトギャラリー

敷地の高低差を生かし、ウッドデッキや奥につながるリビングを少し浮かせた設計に。片流れの屋根がシャープな印象を、白い化粧砂利や洗い出しで仕上げたアプローチが上品な雰囲気を添えています。

グレイッシュな色味のフローリングと、モスグリーンのソファが映えるリビング空間。天井は窓側を少し下げて変化をつけました。テレビボードの両側には2つの縦長窓をシンメトリックに配置しており、テレビを見ている時も開放感を得られます。気密性・断熱性の高い構造に加え、全館空調によって室内の温度差が小さい快適な住まいになりました。

主寝室は落ち着いて眠れるよう、グレーのクロスやブルーのファブリックでコーディネート。間接照明の柔らかい光や北側の安定した自然光により、心地良く過ごせます。部屋の奥には造作のデスクと、ご夫妻共用のウォークインクローゼットが。クローゼットの壁の上部を開放しているのは、圧迫感がないようにするための工夫です。

トイレにはコーニス照明（間接照明）を採用し、リラックスできる空間に。凹凸感のあるアクセントクロスを柔らかな光が照らし、美しい陰影を浮かび上がらせます。

ビルトインガレージで過ごす時間は朋仁さんの宝もの。玄関ホールを通るたびに愛車の姿を見ることができるのも大きなポイントの一つです。

商品名	xevoΣ
敷地面積	339.47m2 （102.68坪）
床面積	118.61m2 (35.87坪)
ご入居時期	2023年4月
家族構成	ご夫妻（50代）

• ※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。
• ※現行商品では採用できない仕様・アイテムが含まれる場合があります。