防音性とインテリア性を高め住まいの可能性を広げる
音楽をこよなく愛する石川県のAさまは、リビングをまるごと防音室仕様で計画されました(写真B)。左手に美しい庭の景色を眺めながら、開放感のなかでグランドピアノの演奏ができます。防音性を確保しただけでなく、化粧梁や家具の吸音性まで計算することで、心地良い音の響きも確保。写真右奥、ダイニングとの間は防音ガラス引き戸「サウンド・シャット・スクリーン」で区切り、室内の音漏れに配慮しながらLDの一体感を保っています。
映画鑑賞や模型作りなど、さまざまな趣味をもつ大阪府のTさまは、防音仕様の書斎をつくられました(写真C)。部屋の角には音の響きをコントロールする「コーナーチューン」を設置(写真A)。落ち着いたダークトーンのインテリアで統一した部屋は、まるでプライベートな映画館のようです。
ご夫妻ともに音楽好きだという茨城県のTさまは、バンド仲間が集まって練習できるハイグレードの防音室を実現(写真D)。3人の子ども達もパパ・ママに影響されて音楽好きに育ちそうです。
2階にリビングがある石川県のHさま邸は、玄関ホールの突き当りにある防音室が特徴的(写真E)。妻の杏子さんが趣味のピアノやチェロを奏でたり、何にも邪魔されずに一人の時間を過ごしたりするための、特別な一室です。
愛知県のKさまが地下階につくられたのは、大人のラグジュアリーを追求したオーディオルーム(写真F)。土地の高低差を生かして、自然光も確保しています。大きなスピーカーから流れるジャズの音色とワインに酔いしれるひと時は至福なのだとか。
暮らしをより豊かに楽しむ 夢の詰まった空間
深夜でも自由に玉突きの練習をしたいと、富山県のTさまは専用の部屋を設けました(写真G)。ビリヤードは、仕事や子育てのためしばらく遠ざかっていた長年のご趣味。自宅で再開することは譲れない夢だったそうです。
兵庫県のOさまは、お客さま用玄関から直接出入りできるカフェのようなセカンドリビングを設置。床を土間とし、ゴルフの練習スペースやミニキッチンをレイアウトされました(写真H)。
絵画制作のインスピレーションを与えてくれるアトリエは、千葉県のTさま邸のもの(写真I)。白い壁面や床面によって窓からの自然光が拡散する、心地良い明るさの中で作品を描ける環境です。
音や光の環境、他の部屋との連続性などさまざまな要素を整えることで、趣味を楽しむ空間はより快適で充実したものになります。新築の際はぜひ設計士と夢を共有し、好きなことに夢中になれる空間づくりをかなえてください。
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2020年6月現在の情報となります。