2017年11月23日、ダイワハウスの渋谷展示場(東京都渋谷区神宮前5丁目53番7号)において、
Google アシスタントを搭載した Google Home をはじめとするIoT機器を活用した
ダイワハウスのコネクテッドホーム「Daiwa Connect(ダイワ コネクト)」を
ご体験いただくことができる実証実験を開始しました。
今回は、オープンに先駆けて行われた一般モニターさまによる体験会の模様をもとに、
実証実験の様子をご紹介します。
初めて体験するコネクテッドホームに驚きの声
「家事がラクになりそう!」
今回ご参加いただいたのは、お子さま連れのファミリー層からシニア層までの共働き世帯10組30名の皆さま。まずは、ダイワハウスのスタッフが Google Home を音声認識端末とした機器連携デモンストレーションを行い、その模様を参加者の皆さまにご覧いただきました。
共働き世帯のお母さんを中心に、様々な方にご参加いただきました。
例えば、目覚めたときに Google Home に「 OK Google , 朝の準備お願い※」と声を掛けると自動で家じゅうのカーテンを開けてくれる。帰宅時に家に近づくとGPSで家族の接近を認識し、自動的に照明やエアコンがONになる。 Google Home だけでなく様々な機器やサービスを連携させて音声だけで操作できる様子や、不審者が住居に侵入した際に防犯カメラの映像をスマートフォンに自動送信する模様なども紹介され、その模様を見た参加者の皆さまは一様に驚いた様子。音声で検索をしたり、YouTubeを操作するだけでなく、家の中にある様々な家電や設備を声だけで操作できる、色々な家電が連携して作動する点に強い関心を示していました。
※ Google Home でインテリジェントホームを操作するためには、IFTTTと Google Home の初期設定が必要となります。
様々なIoT機器が Google Home に話しかけるだけで連動して動く様子に、驚きの声が上がりました。
特に好評だったのは、 Google Home が忙しい方の手助けをするシーン。どの方にとっても一日で一番忙しい朝に、「何かをしながら、声だけでいろいろと助けてくれる」ことには嬉しいとのお声をいただきました。また夕食の用意をしながら声だけでレシピを検索したり、キッチンタイマーを操作したりなど、同時並行で様々な家事ができる点には、「何かをしながら声でやってもらえるのは良いですね」「献立とか考えてもらえると助かる」など、女性の参加者さまからも強い関心が寄せられました。
毎日の献立作りがお手間では」という質問に、参加したお母さんの全員がうなずく。
ダイワハウスの調査では、夫が家事だと認識していない妻の家事負担、つまり“名もなき家事”が多く、これが特に共働きの女性にとって大きな負担となっていることがわかっていますが、今回発表したDaiwa Connectの提案するライフスタイルでは、 Google Home など音声デバイスがアシスタントとして活躍してくれることが期待されます。この点には参加者さまからも「Daiwa Connectのおかげで名もなき家事の解消になりそう」と好意的な意見が寄せられました。
加えて、遠隔で家電の操作や鍵の施錠を確認したりできる点にも関心が寄せられ、「遠隔で空調を操作できるのは暑い日などは嬉しいですね」「遠隔で戸締りができるのがいいですね」「今の家の鍵はスペアキーが作れないので、スマホで鍵を操作できたら便利」という声も。他方、参加者様からは「もし子どもが勝手にいじったら」「他人が勝手に操作したら」といった不安も聞かれましたが、 Google Home は操作する権限を持つ人の声を事前に登録しておくことで、他人による操作を制限することができます。その点を説明すると安心した様子でした。
「こんなことができたら!」
コネクテッドホームの新たなアイデアが続々
そして後半は、参加者の皆さまが実際に Google Home を操作してDaiwa Connectの暮らしを体験しました。
ほとんどの人が初めて体験する Google Home ですが、参加者の皆さまはデモンストレーションの模様を再現してみようと「 OK Google, テレビをつけて※」「 OK Google , YouTubeで動画を流して※」「 OK Google , ドアを閉めて※」「 OK Google, オムライスの(レシピ)動画を見せて※」など思い思いのアイデアで家の中の様々な家電を操作して、 Google Home がどのような対応をするのかを楽しんでいました。
※ Google Home でインテリジェントホームを操作するためには、IFTTTと Google Home の初期設定が必要となります。
「現在のお天気」や「好きなアイドルの動画再生」など、様々な問いかけに Google Home が応える。
参加者さまからは「何回も電気をつけたり消したりしてしまいそう」「(料理のときに)濡れた手で操作しなくていいのが便利」など Google Home が生み出す新しい体験を評価する声が多数寄せられました。
加えて参加者の皆さまから多かったのが、「こんなことができたら!」というご要望です。例えば、冷蔵庫の中身を把握してくれて足りないものは自動で注文してくれる機能や、屋内乾燥機能で洗濯物を乾かす際に部屋の湿度に合わせて乾燥のための最適なコンディションを作ってくれる機能など。加えて、洗濯物を干して外出したら雨が降ってしまったという“がっかり”を解消したいという思いから「急に雨が降ってきたら、アームが縮まって屋根の下に洗濯物を入れてくれる機能があれば」という声も寄せられました。
また興味深かったのはクローゼットに関するご要望。日々の洋服選びの手間を省きたいというニーズは強いようで、「クローゼットから、お出かけのシーンや天候などにあわせて、自動でリコメンドしてくれる機能があれば」「子ども服が多いので、自動でどんな服があるかリマインドしてくれる機能が欲しい」といった声が寄せられました。こうして頂戴した様々なご意見は、今後のダイワハウスのコネクテッドホーム研究に活かしてまいりたいと思います。
参加者の皆さまからは、様々なご要望、ご意見をいただきました。このような声をもとに、「Daiwa Connect」は更に進化していきます。
今回ご紹介した Daiwa Connect のデモンストレーションは、東京・渋谷を皮切りに今後全国10か所の住宅展示場に拡大し、皆さまにも新しい暮らしをお気軽にご体験いただける予定です。もちろん、 Google Home の実演体験も可能ですので、ぜひお近くの展示場までお越しください。そして、今後の展開にもご期待ください!
※2017年11月現在の情報となります。