地震をはじめ、台風や豪雨など今や自然災害は、いつでもどこでも
起こる可能性があります。災害後もわが家で安心して暮らすために、
一歩先の備えについて考えてみませんか。
災害後の暮らしに支障を与える「二次災害」とは
災害による被害は、地震による倒壊や風水害による破損・水没など直接的な被害だけではありません。一次災害をきっかけに間接的に発生する災害を「二次災害」といいます。地震による火災や停電、断水などのライフラインへの被害などもその一つで、災害後の暮らしに大きな支障を来します。
「電気が使えない生活」では思いがけない不安も
二次災害によるライフラインの被害は「停電」が約90%を占め(図1)、大災害時は「停電」からの完全復旧が8日間かかる場合もあります(図2)。停電になると、照明がつかない、家電が使えないなどの生活の不便はもちろん、テレビが見られない上、スマートフォンの充電が切れてしまうと、必要な災害情報が得られない場合もあります。近年は台風や豪雨による停電も頻発。災害に備え、蓄電池を設置するご家庭も増えています。
「二次災害」に備えた、安全・安心な住まいを
ダイワハウスでは「一次災害」だけではなく「二次災害」に備えた、防災配慮住宅「災害に備える家」をご提案しています。
停電対策では、停電時や悪天候でも、ガスが供給されていれば「エネファーム※1」での発電が可能な「全天候型3電池連携システム」を採用。停電が長期化しても、できるだけ普段通りの生活を維持するために備えることで、精神面も体力面もサポートします。
また、巨大地震時の建物の揺れを大きく低減する耐力壁を新開発。風水害の発生時の飛来物対策には、衝突による割れに強い「防災瓦」「防災防犯ガラス」をご用意しています。
(図1)二次災害によるライフライン被害
※内閣府(防災担当)災害情報[熊本地震(2016年)以降]より作成。 ※戸数は熊本地震以降の災害による被害発生総戸数。
(図2)大災害時の「停電」から復旧まで
※内閣府(防災担当)災害情報及び各電力会社報告資料より作成。
電気の自給自足ができる「災害に備える家」
地震、台風、豪雨…、多発し、被害が深刻化する自然災害。ダイワハウスの技術が「一次災害」はもちろん「二次災害」からも、住まいと住まう人を守る“安心がつづく住まい”をご提案いたします。
停電に備える
業界初(※1)雨天でも約10日間(※2)の停電に対応
「全天候型3電池連携システム」
停電時には「太陽光発電」「エネファーム」「蓄電池」の3電池が連携し、効率的に電力をためて供給する「全天候型3電池連携システム」。ダイワハウスは、停電時には「エネファーム」の発電した電気も蓄電・放電できるように自動で切り換える「切換盤」を開発。雨天でも約10日分の電力と暖房・給湯を確保することが可能になりました。
※1 2019年4月当社調べ(プレハブ住宅業界)。
※2 水道・ガスが使える場合。
停電時における1日の家電製品の使い方
地震に備える
本震や余震に耐え続け、巨大な揺れから住まいを守る
エネルギー吸収型耐力壁「KyureK(キュレック)」
強い揺れを受けるとしなやかに動き、地震エネルギーを効果的に吸収する独自の技術「Σ形デバイス」を2カ所に配置した新開発の耐力壁が建物の変形や内外装の損傷を抑えます。
台風に備える
台風で発生する飛来物による、屋根材や窓ガラスの割れ・飛散を抑える
高耐久軽量屋根材「ROOGA(ルーガ)」※
屋根には飛来物が当たっても、衝撃を吸収し割れにくい素材を採用。また、屋根の重さが従来の半分以下に軽くなることで、建物の重心が下がり、地震時の揺れを軽減。
※「ROOGA(ルーガ)」はケイミュー(株)の登録商標です。
「防災防犯ガラス」
2枚のガラス板の間に従来の2倍の厚さの合成樹脂の中間膜を挟み、割れにくく、万一破損しても破片がほとんど飛び散りません。
※掲載の情報は、2019年7月時点のものです。内容が変わる場合がありますので、ご了承ください。