共創共生「奈良・通り庭」篇
今回のCMの舞台は、奈良県のほぼ中央に位置し大和・奈良の商業の中心地橿原市今井町と、同県南部にあって伊勢街道や紀州街道など主要街道が交わる宿場町として栄えてきた五條市新町通り。ここで約300年前に作られた歴史ある3軒の家を通して、古くから伝わる気候や暮らし方に合わせた住まいの知恵を紹介しながら、その姿勢を学びます。
「通り庭」とは玄関~台所~庭へつながる長い土間。この空間を人々が出入りします。訪問者が通り、お醤油屋さんが台所へお醤油を運びます。それは靴を履いたままコミュニケーションがとれる場所。引き戸を放てば風も通り、光も通る。湿潤な日本の気候に合ったつくりとなっています。
人と人を結び、人と町を結ぶ。さらに人と自然も結ぶ。その通り庭がもたらす開かれた暮らし方を、私たち大和ハウスグループはお手本にしたいと考えています。
撮影エピソード
古い町家が、いまも暮らしの舞台になっている町、奈良県の今井町、五條新町。撮影には、現在も住居として使われているお宅をお借りしています。玄関から醤油醸造場までつづく『通り庭』のある造り醤油屋さん、フォークリフトが奧の酒庫まで結ぶ『通り庭』を往き来する造り酒屋さん、明治初期に造られた竈(おくどさん)を持つ民家。いつも生活している場所であるからこそ、出演されている地元の方々は自然な演技ができたのでしょう。
CM動画
共創共生「奈良・通り庭」篇(60秒バージョン)