豊かな庭の景色を暮らしに取り込んで
部屋の中にいながら四季折々の庭の風景を味わえる住まいを築かれたのは大阪府のTさまです(写真A)。リビングに続くウッドデッキの向かいに野趣あふれる庭をつくり、バーベキューに便利なテーブルやパーゴラを設置。庭の様子はフルハイトのサッシから見えるだけでなく、艶(つや)やかなリビングテーブルにも反射して、室内の景色の一部になります。庭とのつながりが居心地を一層高め、生活に潤いをもたらしています。
住まいの中に非日常の空間がほしいと考えられた神奈川県のOさまは、バルコニーの面積をゆったり取り、“第二のリビング”として計画(写真B)。ソファやテーブル、小さな水盤もしつらえて、夜風を感じながらお酒を楽しむのにもぴったりな半屋外空間を実現されました。
神奈川県のMさまは、旗竿(はたざお)状になった「延長敷」の土地を有効に活用(写真C)。自然石と草花に彩ら豊かな庭の景色を暮らしに取り込んでれた長い玄関アプローチを進んでいくと、目に鮮やかな芝生の庭にたどり着きます。休みの日にはここに家族が集まって食事をしたり、愛犬を走り回らせたりして、わが家流のアウトドアライフを楽しんでおられます。
時をつなぎ、人をつなぐ わが家のアウトドアライフ
約百年もの時を重ねてきた立派な門と、丹精込めて手入れをされた日本庭園。これらの財産を美しく残しながら、地震に強い家への建て替えを希望されたのは愛知県のKさまです(写真F)。お住まいは洋風の外観スタイルですが、水平に伸びた大きな屋根が和の趣ある庭に調和。道路側から見えにくい奥まった位置にルーフインバルコニーを設け、生活上の利便性と美観を両立されました。
完全分離型の二世帯住宅をウッドデッキの中庭でつなぎ、適度な距離感を実現したのは山口県のFさま(写真G)。縦格子や植栽で外からの視線を遮りつつ開放感を保てる半屋外空間をつくられました。小さい子ども達の外遊びの場にもちょうどいいスペースです。
建物正面左の2階建て部分が子世帯、右が親世帯。縦格子の内側に設けた中庭が、親子の暮らしをつなぎます
プライバシーを大切にしながら、外ならではの開放感を味わう、わが家のアウトドアライフ。庭やバルコニーを活用すれば、日々の生活はひときわ快適で充実したものになります。あなたはどのように内と外をつなげて暮らしたいですか。
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2020年8月現在の情報となります。