掃除機では取れない、床の皮脂汚れや食べこぼしのシミ。
気になりつつも、つい放置してしまいがちな汚れはスッキリさせておきたいもの。
しつこい汚れにはぞうきんがけがベストですが、面倒という声も多いですね。
そこでお勧めしたいのが、今話題の床拭きロボットの活用。
面倒なぞうきんがけを肩代わりしてくれる、画期的なロボットを味方につけてみませんか?
アドバイス
セールス・オンデマンド株式会社 マーケティング部
山内 洋さん
2014年にセールス・オンデマンド入社。ロボット掃除機 ルンバ、床拭きロボット ブラーバの製品企画を担当。日本市場に向けた製品の仕様策定やプロダクトマネジメントを行う。
ぞうきんがけは面倒だけど、やった後は気持ちいい!
日本には昔からぞうきんがけの習慣があります。ホウキとチリトリが掃除機に代わった現代でも、最後の仕上げはぞうきんがけ。固く絞ったぞうきんで拭いた床は気持ちいい!
そう分かっていても、なかなか実行できないのも事実です。かがんだ姿勢が辛い、ぞうきんを絞るのが大変など理由は様々ですが、要は「面倒くさい」作業だということでしょう。
20代~50代の女性600名を対象にした調査※1では、『床のベタベタが気になる』と回答した人は73%に達しています。一方で、実際に拭き掃除を日常的に行っている人は、わずか4割程度。拭き掃除を行わない理由として、約6割が『面倒だから』と回答したそうです。
また、水拭き掃除をする前は面倒に感じていても、水拭き後は『さらさらで気持ちがいい』『キレイを維持したい』というポジティブな気持ちに変化する、というデータ※2もあります。
キレイになるとわかっていても、面倒くさい。でも、面倒だけどやった後はやっぱり気持ちがいい。そんな相反する気持ちがせめぎ合うのがぞうきんがけなのですね。
- ※12015年 セールス・オンデマンド調べ
- ※2拭き掃除に関する自主調査データ 2012年1月(楽天リサーチ)
ぞうきんがけをしてくれる床拭きロボットがあった!
さて、そんな「面倒くさい」ぞうきんがけを肩代わりしてくれる画期的な床拭きロボットがあります。それが『ブラーバ ジェット』。『ルンバ』のアイロボット社から誕生した、自動で床の拭き掃除をしてくれるロボットです。
同社製品の日本総代理店、セールス・オンデマンド社の山内さんによれば「家の中でも土足で生活する欧米と異なり、素足文化のある日本では床をキレイにしておきたい、しっかり拭いて仕上げたいというニーズが高いんですね。ぞうきん掛け文化に親しむ日本は、世界の中でも床拭きロボットの需要が大きいようです」。
アイロボット『ブラーバ ジェット240』
「人間の足の裏には汗腺という汗を出す器官が密集していて、毎日想像以上に汗をかいています。素足で床に触れると皮脂や汗が擦り付けられて、それをエサにして雑菌が繁殖したり、ホコリがこびりついてベタつきます。残念ながら、これらの汚れは掃除機ではなく、拭き掃除でないと取れないんですね」と山内さん。
さて、『ブラーバ ジェット』はどのように床の拭き掃除をしてくれるのでしょうか? ダイワハウスの渋谷展示場で、実際にお掃除をするところを見てみました。
まずは本体を手に取ってみましたが、思いのほか小さくて、軽い!幅178mm×奥行170mm×高さ84mm、重さは約1.2kgとのこと。可愛いという表現がぴったりのロボットです。専用のクリーニングパッドを装着して、水を入れ、ボタンを押すだけで拭き掃除が始まります。動作音はとても静か。ジェットスプレーで水を噴きつけてから、前進してヘッドを細かく振動させ、床の汚れをこすり落としていきます。数分間動かしてから本体を止め、パッドを見てみると、想像以上に汚れが取れていて驚きました。
「『ブラーバ ジェット』は日本の家にぴったりのコンパクトボディで、保管も楽ですし、狭いところにも入っていけます。人間と違って、面倒くさがらないのがロボットの長所ですから(笑)、普段はぞうきんがけをしないようなソファやベッドの下までも、くまなくキレイにしてくれますよ」と山内さん。
『ブラーバ ジェット』の3つの特長
SMART
コンパクトボディに搭載されたナビゲーションシステムは『ルンバ』の最高峰モデルにも搭載されているテクノロジー。部屋の広さや形を把握して、効率的にくまなく清掃します。
SIMPLE
クリーニングパッド(3種類)を汚れの状態に合わせて選び装着すると、自動的に清掃モードを選択。水を入れて
※CLEANボタンを押すだけで拭き掃除が始まります。
※ドライスウィープモード(から拭き)時は不要
CLEAN
ジェットスプレーと振動するクリーニングヘッド※で、こびりついた汚れやべたつきを浮かび上がらせ、しっかり拭き取ります。
※ウェットモップモードおよびダンプスウィープモード(水拭き)の場合のみ
『ブラーバ ジェット』の3つのお掃除モード
ウェットモップモード
クリーニングヘッドを振動させながら、同じ場所を3回念入りに拭くことにより、こびりついた汚れもスッキリこすり落とします。
ダンプスウィープモード
クリーニングヘッドを振動させながら同じ場所を2度拭きすることにより、日常的な汚れやホコリをキレイに拭き取ります。
ドライスウィープモード
ホコリや汚れ、ペットの毛などをから拭きしながら、からめ取ります。
『ブラーバ ジェット』についてのQ&A
Q:使ってはいけない床は?
A:畳や凸凹の大きな床面などです。また無垢のフローリングなど未塗装の床面や耐水性でない床面では水拭きはお控えください。
Q:椅子やテーブルの脚などは避けますか?
A:清掃しながら、壁や家具の位置を記憶。椅子の脚の周りはくるりと周回しながら拭き掃除します。
Q:キッチンマットやラグは避けますか?
A:マットやラグに触れると、センサーが反応して乗り上げを回避します。※
※高さにより、乗り越えてしまう可能性がありますのでご注意ください。
Q:階段から落ちたりしませんか?
A:センサーで床の段差を確認しながら清掃するので、落ちることはありません。※
※お手入れ不足の状態や特殊な環境では段差センサーが稼働しない可能性があります。階段などの落下に注意が必要な場合は、必ず障害物を設置するなどの予防策を実施してください。
Q:掃除完了のサインは?
A:拭き掃除が完了すると、清掃をスタートした地点に戻って自動的に電源をオフにします。掃除中、ずっと見張っている必要はありません。
Q:一度にどのくらいの広さの部屋を掃除できますか?
A:畳清掃モードによって異なりますが、最大15畳まで掃除します。充電は最大2時間で完了します。
まとめ床拭きロボットを活用して
面倒なぞうきんがけから開放されよう
掃除機のような大きな音がなく、夜間やお子さまのお昼寝中でも気兼ねなく掃除ができるのもメリットです。「私も自宅で使用していますが、フローリングを掃除した後は、足触りがサラリとしているのでとても快適です。掃除機と異なり排気がありませんから、花粉症の方にもおすすめ。
また、お子さまの食べこぼしの跡や、ペットの足跡などもキレイにしてくれますよ」と山内さん。面倒なぞうきんがけから解放してくれる床拭きロボットは、日々の床掃除の強い味方になりそうですね。
【動画でチェック】
実際にブラーバジェットで渋谷展示場の拭き掃除をしました。