「近居」とは、車や電車、自転車、徒歩など交通手段を問わずに、比較的気軽に行き来ができる約30分以内の近さに「親世帯」と「子世帯」が暮らす形。お互いがサポートしあい、交流を楽しめる暮らし方です。
そして、働くむすめやむすこの子育てや生き方を支えよう、というのが「育孫」。3世代のよりよい暮らしのために提案する形です。今、建て替えや住み替えをお考えなら、間取りや外観を描く前に、家族との気持ちよい関係が築けるこんな暮らしをちょっと考えてみませんか。
近くに居るのがいいと考えている人が、
こんなに多いことがわかりました。
50歳~69歳の子世帯をお持ちの方に近居に関するアンケートを行いました。そのうち、5年以内に住まいを購入された方や3年以内には購入意向のある方では、半分以上の方が「近居」を理想とされていました。同居が良いとされた方と比べると、その意識は非常に高いことがわかりました。
では、近居が理想的な距離とするその理由は…「何かあった時に駆けつけられる」「日常的な交流が楽しい」と並んで、「子世帯との適度な距離があった方が気楽、うまくいきそう」や「子世帯の子育てをサポートしたい」をあげている方が多くいらっしゃいました。
オーナー様の近居体験談
- 愛知県のK様(58歳・女性)
- 「子どもと近くに住むのは安心感があっていいですね。休日には、3家族一緒にお誕生日会をしたり、季節の行事を楽しんだり、たまにお泊まりもしますよ。」自分たちが子育て期に出来なかった“近居生活”を満喫しているご様子でした。
- 千葉県のK様(56歳・女性)
- 「同居というのは、まだまだ私たちも若いし、きゅうくつ。むすめたちとは“息づかいがわかる程度”の距離がいいですね。理想は2区画買って、むすめと並んで住むのが夢ですが・・・(笑)。」 今の距離が気楽でいいですね、と微笑む奥様でした。
近居をして子世帯の子育てをサポートしたいと、
考えている人が実際に多いことがわかりました。
楽しいけれどそれなりの負担も想像される孫育て。でも実際には、近居して月に1回以上サポートしたいと考える方は61.7%もいらっしゃいました。近居が良いとされる理由にも「子世帯の子育てをサポート」をあげられる方が多く見受けられるなど、孫育てを楽しみにされている方も多いようです。
約8割の方が「孫育ては楽しい」と考えていらっしゃることがわかりました。また、年代別にみると、年を重ねるほど孫育てを「楽しい」と感じる方が増える傾向にあります。近居だからこそ、楽しく、そして日々の生活にあくせくしないで“ゆとりの孫育て”を実践されていることがうかがえます。
オーナー様の近居体験談
- 神奈川県のM様(60歳・女性)
- 「むすめは今、育児休暇中で、12月から復帰予定ですが、仕事をするむすめを応援したいと思っています。母親がそばに住んでいる人は、むすめのことを手伝う人は多いようですね。」と奥様。子育てサポートに積極的でした。
- 奈良県のM様(64歳・男性)
- 「孫育ては面白いですね。学校から帰ったら宿題をみたり、キャッチボールに付き合います。親に叱られた時の逃げ場にも(笑)。孫専用の金槌・のこぎりがあり、一緒に日曜大工を楽しむこともありますよ。」孫とのふれ合いが生活のリズムになっています。
※近居に関する調査:大和ハウス工業調べ<訪問調査:2006年10月~2007年1月実施> <WEB調査:2007年10月実施>
ほどよい距離感でお互いを見守りあい、サポートしあえる安心感、
むすめやむすこの子育てを手伝ってあげたい親心。
「近居」という暮らし方を快適にするためのご提案です。
「近居」といってもご家族の要望や事情は違います。そこで、ご夫婦2人だけで暮らし続けるスタイルと、将来の同居、住み継ぎを想定したスタイル、大きな2つの考え方で、住まいをプランニング。そこに、親子3世代の楽しいコミュニケーションを支える「安心みまもりプランニング」と「コミュニケーションデバイス」、安全で楽に「育孫」ができる「フレンドリーデザイン」という3つのポイントを盛り込みました。これから始まる「近居・育孫」の暮らしを快適にする、こだわりの提案です。
- ダイニングキッチンから要所要所に目が届く、安心みまもり目線。
- 普段は夫婦二人の生活を楽しみ、そして孫が遊びにきたら、孫育てを楽しむ。そんなとき、夫婦お互いが安心して孫の安全を見守るために、人が集まるダイニングやキッチンから、洗面など水廻りやエアリビング、エントランスまで目線が行き届くようにしました。孫の居場所を常に把握でき、夫婦も互いの気配を感じ、程よい「つながり感」を保つことができます。
- ストレスなく動き回れる回遊動線<LOOP(ループ)>
- 走り回ったり歩いたり、じっとしていない小さな子どもたちが、ストレスなく行動できるよう行き止まりを少なく、回遊してまた戻ってこられるようなプランを用意。この回遊動線<LOOP(ループ)>をエントランスや水廻りの要所要所に配置することで、安全にそして少ない負担で孫の世話ができるように考えました。
週末には家族が集まって、にぎやかに食事、七五三には、ばぁばが孫に晴れ着を着せてあげる。趣味が一緒の、母とむすめの洋服の貸し借りなど。ご家族それぞれのコミュニケーションの姿はさまざまです。「集う、食べる、学ぶ、伝える、遊ぶ」といった生活の場面で、3世代の楽しい暮らしを支えていきます。
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- 楽しく食べるを叶える、集いの空間。
スマートビューカウンター - 視界の広いキッチンカウンターなので、家族とのコミュニケーションを自然と生み、キッチンが楽しい集いの空間に。毎日頻繁に使うモノや孫のおもちゃなどが仕舞える、ダイニング側に設けられた大きな収納も魅力です。
- 楽しく食べるを叶える、集いの空間。
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- 伝える大切さと、思い出を収納できる。
コミュニケーションクローゼット - 雛飾りや鯉のぼりなどの季節の飾り物から、着物や箪笥または子世帯のかさばる荷物まで。親から子へ、子から孫へと、3世代のコミュニケーションを収納の力で支えます。
- 伝える大切さと、思い出を収納できる。
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- 気持ち伝わる、ふれあいのバスタイム。
大きなユニットバス - 今日の出来事をお話したり、孫に背中を流してもらったり。孫との会話やふれあいをはぐくむ、広々した快適なユニットバス。小さいお子様のことを考えて、安全にも十分配慮しています。
- 気持ち伝わる、ふれあいのバスタイム。
孫を預かるということは、思っている以上に不安やストレスがかかるもの。またむすめの妊娠や加齢対策も考えると、安全で使いやすい住まいが大切です。小さいお子様にとっても、ご年配の方にとっても、安全で使いやすい設計に配慮しましょう。
※フレンドリーデザインとは、ユニバーサルデザインの考え方を核として、「住まいと家族みんなが、いつまでも仲良くあるための空間づくり」を目指したダイワハウス独自のコンセプトです。
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- ファミリースイッチ
- 照明スイッチの高さを、家族の背丈に合わせて110cmに。身長に関わりなく、誰もが使いやすい位置にしました。
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- スライドベンチ付きシューズボックス
- 普段はすっきり収納できるベンチの付いたシューズボックス。小さいお子様の靴の脱ぎ履き時にも無理のない姿勢で。
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- シンクロ引き分け戸
- 片側のドアを引くだけで、簡単に全開口できます。パントリーやクローゼットなど、特に荷物を持って出入りする場所におすすめです。