バックオフィスのデジタル化
当社東京本社本店において、「働き方改革」に伴いオフィススペースの効率化やオフィスワークとテレワークを合わせたハイブリッドワークの推奨に取り組んできましたが、コミュニケーション不足の解消を目的にオフィスの環境整備を行いました。この取り組みには実際に働く従業員の声を反映するため、若手従業員を中心としたプロジェクトメンバーを公募し「『ここで働きたい、ここにしかない、また来たい』と思える『価値、体験の創出』+『発信』」をビジョンに据え、取り組みを実施しました。
2022年に若手従業員の研修会でオフィスに関する提案があり、2023年8月に改装プロジェクトメンバーを公募し活動を開始しました。社内アンケートや社内コンペを実施してより従業員の意見を反映した案を練り、不足していたワークスペースや従業員のコミュニケーションの場となる新しいオフィススペースを新設しました。該当のフロアにはワークスペース以外にも各事業部やグループ会社の紹介コーナー、サンプル閲覧エリア、XR(拡張現実(AR)、仮想現実(VR)の総称)技術の体験スペース、オフィス内コンビニなど事業部を越えて従業員が集うきっかけをちりばめ、従業員同士の交流を推進しています。
図1:XR・VR Spaceを配置した当社東京本社14階フロア
図2:XR・VR体験
今後は、XR技術体験スペースをXR技術のテスト運用や従業員研修で使用したり、また、従業員のオフィス内位置把握サービスを導入し、人流データの結果を用いてさらなるオフィスの改善を検討しております。