自分らしいベースカラー選び How to カラーコーディネート1
公開日:2015/06/30
┃バランスの良い配色は「ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%」
インテリアの色選びは難しいと思っていませんか?大切なのは、自分がどのような雰囲気の空間を望むのか、イメージをしっかり持つことです。次に、その空間をつくるにはどのような色味を選べばいいのかを考えていきます。
心地良い空間には、配色のルールが存在しています。バランスの良い配色は「ベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%」と言われています(上の写真参照)。このルールを理解していれば、カラーコーディネートは決して難しくありません。まずは大部分を占めるベースカラー(床、壁、天井の色)から選んでいきましょう。
気軽に変更できないベースカラーは本当に自分が好きで落ち着ける色とし、その特性も慎重に選びましょう。インテリアの色・素材はファッションサイクルとカラーサイクルのトレンドがあり、現在はダークウォールナットが流行しています。ベースカラーに迷う時は自分好みのアクセントカラーを決めて、ベースカラーを決めるのも一つの方法です。
また、好みだけでなく、色や素材による安全性や機能性の違いを考慮することも必要です。床の色によっては汚れやほこりが目立ったり、段差が分かりづらくなり安全性に欠けるなどの場合があります。
インテリアコーディネーターは、部屋の向き、窓の位置、照明効果なども総合的に考えて、お客さまに合ったアドバイスをしています。
┃ベースカラーの違いとインテリアテイスト
ダーク系
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落ち着いた、高級感のある空間を好む方におすすめ。ダーク系の床をベースにすると、「シックモダン」「フォーマル」などのテイストのインテリアをつくることができます。
Chic Modern(シックモダン)
Formal(フォーマル)
ミディアム系
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飽きのこない、ぬくもりのある空間が好きな方におすすめ。ベーシックな印象のミディアム系カラーの床をベースにすれば、「ソフトモダン」や「南欧」テイストのインテリアになります。
Soft Modern(ソフトモダン)
Southern Europe(南欧)
ライト系
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明るい空間が好きな方におすすめ。部屋そのものに爽やかさを与えてくれるライト系カラーの床で、「ナチュラル」「北欧」「エレガント」などのインテリアがつくれます。
Natural(ナチュラル)
Northern Europe(北欧)
Elegant(エレガント)
大和ハウス工業株式会社 住宅事業推進部 東日本住宅設計室 石本 勝子
ダイワハウスの展示場やリビングサロンでは、タブレットPCを使ったインテリア診断を実施しています。好きな小物のテイストや家具の雰囲気など、簡単な質問にタッチで答えていくだけで、あなたにぴったりのインテリアテイストが分かります。※ご興味のある方は、担当者またはお近くの営業所までお問い合わせください。