介護事業も活かせる日本第1号、医療法人が直接運営する住宅型有料老人ホーム。
「明るくて開放的な住環境」をコンセプトに、将来的な事業ニーズも対応する設計配慮。
- 1階部分をショートステイに。
住まいとなる有料老人ホームは、緑豊かな景観が広がる2・3階部分に設計。
- ショートステイと有料老人ホーム、それぞれの機能にあわせて動線を分けた設計。
- 有料老人ホームは、小西院長から依頼された「明るくて開放的な住環境」をコンセプトにプランニング。
廊下幅は施設基準を大きく上回る3メートルを確保。それにより、廊下の吹き抜けや窓などの開口部を広く設け、自然光を存分に採り入れる設計にしている。
- わが家のように愛着を持ってもらえるよう、腰壁などのディテールまで、住まいとしての雰囲気を演出。
- 緊急の医療が必要な場合も考慮し、ストレッチャーが入りやすいよう、各居室の扉は広めにしている。
ショートステイは、「従来型個室」を採用。ユニット型も検討した結果、地域の高齢者にとって、利用額が低いほうがメリットになるため。
また事業面から見た場合、ユニット型のほうが報酬では有利だが、所要面積を大きくとることで採算上逆に不利になることも考慮した。
ショートステイの1階部分は、将来的に有料老人ホームにも変更できるよう、すでに水廻りの配管済み。
変化する介護事業のニーズや制度にスピーディーに対応できるように設計。
CASE1
医療法人輝生会 ルミエス松が丘有料老人ホーム