大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

研究成果 住宅系

全天候型3電池連携システム

当社戸建住宅商品の「災害に備える家」に搭載されている、悪天候でも約10日分(※1)の電力と暖房・給湯を確保できる業界初のシステムです。電気をつくる「太陽光発電」と「燃料電池(エネファーム)」、電気をためる「蓄電池」を組み合わせることで、住宅のレジリエンス性が向上します。

全天候型3電池連携システム

  1. ※1 水道とガスが使える場合
    (電子レンジ、炊飯器はエネファーム稼働時のみ利用として算出。[約10日間の内訳]エネファームの発電電力利用8日間+蓄電池のみ約2日間)
    一部対応できない地域・商品があります。

社会課題(背景)

従来は、太陽光発電と蓄電池を組み合せたハイブリッドシステムとエネファームの停電時専用回路が別々であり、停電時に悪天候だと照明・冷蔵庫などを約2日しか使用することができませんでした。
そこで、停電時に連続で発電可能な「エネファーム」の発電電力を直流で「蓄電池」に供給することを可能にすることで、停電時においても安定して電気を長時間利用できるシステムを開発しました。

技術のポイント

  • 新開発の「直流連携切換盤」によって、太陽光発電の積載容量を減らすことなく、エネファームの発電電力を停電時専用回路に供給したり、蓄電池に充電
  • 「直流連携切換盤」は、停電・復旧を自動検知し、お客さまの操作なしでエネファームの給電先を自動で切り換え
  • エネファームの発電電力を、停電時専用回路への供給や蓄電池への充電を可能としたことで、停電時のエネファームの運転が安定し、停電時でも給湯・床暖房に排熱を利用可能

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