リビングフロア空調「エアサルーン」

社会課題(背景)

時代の変遷とともに住環境の課題も変化しており、今後の超高齢化社会の到来に向けて、長く健康快適に生活するための対策が求められています。その一つが、交通事故死よりも多い家庭内事故死への対策です。中でも浴室での溺死が冬季に多く、これは脱衣室と浴室間の温度差「ヒートショック」による血圧の急変動が要因といわれています。また、2020年の世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、住まいの「空気清浄化」「換気」への関心が高まりました。
そこで健康・快適を実現すべく、リビングフロア空調システム「エアサルーン」を開発しました。

技術のポイント

• LDKに加えて洗面・脱衣所や廊下などの非居室を含めてフロア全体の空調を可能とすることで温度のバリアフリーを実現
• スケジュール運転により省エネルギー化が図れるだけでなく、HEMS連携することでスマートフォンによる遠隔操作や一括操作が可能
• LDKのニオイ・湿度を検知すると自動で通常の約2.4倍（約1.2回/h）の急速換気
• 浮遊ウイルスを捕捉する「HEPAフィルタ」とウイルスの活動を抑える「ナノイー(※)」を搭載し、空気中の汚れも除去

• ※パナソニック株式会社のナノイー技術を搭載。「ナノイー」、「nanoe」および「nanoe」マークはパナソニック株式会社の登録商標です。
• ※ナノイーとは「nanoe（ナノイー）」は水に包まれた微粒子イオンです。空気中に潜む、ウイルスや菌、アレル物質などさまざまな汚染物質に効果を発揮します。
  【注意】ナノイーデバイスとしての特徴です。実使用空間での効果を示すものではございません。

適用用途

戸建住宅