いつまでも安心して暮らせる「終の棲家としての住まい」。
奈良市を拠点とし、長年にわたり介護福祉事業を展開されている「社会福祉法人 福寿会」様。「平城園」「ならやま園」という2つの特別養護老人ホームを運営され、奈良県における介護福祉を牽引する存在となっています。
そんな同法人では、「日本の現状と超高齢社会を迎える未来を鑑みたとき、今やるべきことは、高齢者住宅の運営によるサービスの提供である」という思いのもと、開設を検討。「事業計画段階から多くの職員に参画してもらいたい」との思いから、職員を含む事業推進委員会を設置し、施設開設に向けて具体的に動き出しました。
同法人が当施設を開設するにあたり、施設づくりのテーマとして位置づけたのが、「施設を感じさせない第3の住まい」。この、新たな住まい方を実現すべく、プロポーザル方式によって、高齢者住宅の建設に長けた事業パートナーの選定にあたりました。
選定方法として22項目にわたるチェックポイントを設け、数社の応募企業から提案された建設プランを客観的かつ公平に選考した結果、最も優れた提案内容であると高評価を得た大和ハウスを事業パートナーに選出。その後、施設開設計画を実行に移し、奈良市秋篠町の「平城園」と同じ敷地内に2009年4月、奈良県で初の社会福祉法人による本格的な適合高齢者専用賃貸住宅(当時)「ヴィラ秋篠」をオープンされました。
THEME1 | プロポーザル方式によって事業パートナーを選定し、奈良県で初となる高齢者専用賃貸住宅(現サービス付き高齢者向け住宅)を開設する。 |
---|---|
THEME2 | 「施設を感じさせない第3の住まい」という新たな住まい方の提案を実現する。 |
POINT1 | 住まい・医療・介護によるトータルサポート 特別養護老人ホーム「平城園」と同一敷地内への開設という強みを活かし、医療・介護施設と連携した施設運営プランをご提案。入居者のニーズに応じて、在宅診療および訪問介護など、介護サービスをはじめとするさまざまな生活サービスを提供することができます。 |
---|---|
POINT2 | 「広さ」と「戸数」を両立した居室環境 限られた施設内のスペースを有効に活用し、できるだけ多くの戸数を確保しつつ、可能なかぎり広い居室となるようプランニング。25m2のワンルームタイプを38戸、41m2以上の1LDKタイプを8戸設け、ゆったりとくつろげる快適性の高い住空間を創造しました。 |
POINT1 | 専門スタッフに見守られながら安心して暮らせる質の高い住環境を構築 |
---|---|
POINT2 | 十分な広さの居室を数多く確保することで、入居者の快適性と収益の充実を両立 |
CASE8
サービス付き高齢者向け住宅 ヴィラ秋篠